この手が届きそうな青空の下で

[台本情報]
登場人物 10人
・凛(ソウマ) ・蒼真(リン) ・キャスリン
・スーザン ・レベッカ ・陸 ・芽衣
・鳴海 ・大和 ・ゼロ
上演時間 約120分

[あらすじ]
私は何処にでもいるごくごく普通の人です。
人付き合いは得意じゃないけど友達がいないわけじゃありません。
ダンサーになってニューヨークで踊るという夢があり、今スクールに通っています。
生活するためにバイトして、3日に一度コンビニでちょっと高いデザートを買うのがご褒美な、どこにでもいるごくごく普通の人。
それなのにどうしてこんな事になってしまったのか・・・。
その日は1日ツイてなかったんです。
朝から雨が降っていて憂鬱だし。お気に入りの傘が風にあおられて折れちゃうし。ご褒美のコンビニデザートは売り切れてるし・・・。
「嫌な事は踊って忘れよう」とびしょ濡れになりながらダンススクールに移動している途中でした。
最近テレビをにぎわせているニュースがありました。
殺人事件なのですが、巷ではその話題でもちきり。
ですから彼が最初に私の前に現れた時、私は殺されるんだって思いました。
勿論、彼は殺人犯などではなく犯人は別にいて、でも結局ややこしい事になるんですけど・・・。
とにかく、彼との出会いは雨が降って憂鬱で、お気に入りの傘が壊れてしまった上にご褒美のデザートが売り切れていた、いわゆる最悪な日の事でした。

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